地震後の室内は危険

大きな地震が起きて、幸い建物がその強烈な揺れに耐えることができたとしても、基本的に窓枠は耐震構造を施していることが少ないため、窓枠がゆがむことによりガラスが粉々に割れてしまいます。

その他にも家具のガラス部分や照明器具なども破損します。

幸い建物は無事だし、家具もしっかり固定してあるから大丈夫だといって、安心して裸足で歩くと割れて飛び散ったガラスを踏んで足をケガしてしまいます。

特に夜間は停電で明かりがつかないため危険です。

地震後の室内は常にガラスの破片が散乱していると考えて行動する必要があります。

そのために室内でも防災用のスリッパを用意しておくことは非常に大切なことなんです。

実際に大きな地震が発生したときは犠牲者数や建物被害などに焦点をあててメディアでは報道されるため、あまり知られていないのが残念ですが、負傷者数に目を向けるとその数が膨大であるのがわかると思いますが、実はこうしたガラス片により足をケガしてしまう人はかなり多くいるんです。

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