日常生活の中では頭上を気にする場面は少ないかと思いますが、地震発生時は頭上も危険になります。
万が一高層ビルの上層階のガラスが割れて落ちてきたら、その破片が小さかったとしても、ただの怪我では済みません。
地震発生後も同様で本震によって割れてわずかにぶら下がったガラス片、固定金具が緩んで落下しそうになった看板などが、小さな余震や風によって突然落下してくる危険性があります。
マンションやビルなどの高い建物がある場所はなるべく避けることが重要ですが、やむを得ず通る場合は十分に状況を確認してから進むようにし、万が一危険だと感じた場合は周りに知らせ、通報するようにします。
大丈夫だと思っても見えないところで危険が潜んでいる場合もありますので、頭上を気にしながら道路の真ん中を歩く必要があります。