お疲れ様です。
地震後に自宅に戻るとき、まずは建物の状態を注意深く観察する必要があります。
専門家に見てもらう必要があるのですが、緊急で家に入らなければいけない場合も少なからずあるかもしれません。
その場合には自分自身で建物の状態を判断しなければいけません。
例えば、見た目では全然大丈夫なように見えても、筋交い部分だけが破損していれば、その後の余震などをきっかけに倒壊する可能性が高くなります。
その他にも一つ一つ柱の抜けがないかを確認し、パチンコ玉のようなものでどのくらい傾いているのかなどもチェックします。
また、家を歩いたときの音にも注意して聞くようにします。
「ミシミシ」という音は木材の強度が弱くなっている可能性がありますし、「ギギギ」という音は柱や梁を釘止めしていたものが抜ける音である可能性があります。
余震は小さくても何度も継続して建物にダメージを蓄積させていきます。
少しでも不安要素があれば、安全が確保できるまでは避難所で留まることが重要です。