今後おとずれる『音の世界』における注意点

近年、ワイヤレスイヤホンが普及してきたことにより、歩きながら、自転車をこぎながら、バイクを運転しながら外で音楽を楽しむ人が増えてきています。

私自身もいつもワイヤレスイヤホンを片耳につけて聞き流しで勉強しながら移動していますので、必ずしもそれがダメだという事ではありませんが、

少なくとも「耳を塞ぐ」という行為は場合によっては目隠しよりも危険な状態になってしまうこともあるということを認識しておく必要があります。

目は視界に入る物を直接認識することができますが、耳はもっと遠く、かつ自分の周囲360度の音を捉えることができます。

前方の安全は常に目で確認できますが、視界に入らない部分は人間は耳で常に異変を察知しています。

また、目で見ても何ら異変はなくても、音で聴くと異常だと感じることもあるかと思います。

すごく極端な例では、イヤホンをしていて後ろから車が来ていることに気付かず、車が突然自分のスレスレのところを通るという人がいます。

最近の小さなワイヤレスイヤホンだと、車を運転している側も相手がイヤホンをしているかどうか見えづらいですし、髪の長い女性の場合そもそも隠れて見えません。

「もしかしたら、この人はイヤホンをしているから気付いていないかも。」と考える運転手はかなり少数であると思いますので、やはり「耳を塞ぐことのリスク」というのをしっかりと使用する側が認識をしておく必要があるかと思います。

ワイヤレスイヤホンが普及して、さらに音そのものの技術も現在、飛躍的に進歩しています。

動画配信サービスであるYoutubeでも「聴き流し」をする人は増えてきました。

そして何より、常に何か作業をしている私のような人であっても「耳」だけは暇していることが多いです。

これから、より広く、そして多くの人にとって「音声」は身近なものになってくると予想することができます。

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