南海トラフ地震などの海溝型地震の揺れは3分程続くのに対して、直下型地震の場合はたったの10秒から長くても20秒程度でおさまります。
しかし、それでも建物はまるで爆撃を受けたかのようにぐちゃぐちゃに潰れてしまいます。
また、建物は無事であったとしても部屋の中は竜巻でも起きたのかと思うぐらいぐちゃぐちゃになります。
外ではブロック塀が倒れたり、自動販売機が倒れたり、電柱が倒れたり電線が垂れ下がったり、ビルからは外壁やガラスや看板が落ちてきたりします。
自宅での対処法は昨日のマガジンで記載しましたが、会社にいるときも同じで廊下や階段付近などに移動し揺れが収まるのをじっと耐えます。
外にいる場合は公園や駐車場などの広場が安全な場所になります。
建物から外へでるとき、建物のそばを通るときはガラスや瓦礫、外壁、看板などが落ちてこないか、建物そのものが突然倒壊してこないか十分注意しながら移動する必要があります。
また、揺れている最中に慌てて外へ飛び出るのも場合によっては危険です。
東日本大震災の際にも出入り口付近から人が慌てて飛び出してきた瞬間、そのすぐ傍に外壁が崩れてくるという様子が映像で残されています。
また大地震時は「交通」も混乱していますので、道路に出ると車にはねられてしまうリスクも高くなりますので注意しなければいけません。