お世話になっております。
皆さん年末年始は楽しく過ごすことができていますでしょうか?あるいはゆっくりと身体を休めることができましたでしょうか?
そんな中で本日早朝に父島近海を震源とするM6クラスの大きな地震が発生し、周辺の母島では最大震度5強、父島でも震度4の強い揺れを観測して不安になっている方も少なからずいらっしゃるかと思います。
この地震についてはYouTubeで簡単に解説を致しますので、気になる方は本日の20時に配信される動画をご視聴いただけると幸いなのですが、結論をいいますと今後この地震がさらに大きな規模の地震に発展したり、あるいは他の大地震を誘発したりという可能性は低いと考えられますので、もともと地震活動の活発な領域であるため地震の備えと意識は非常に重要なのですが、今回の地震があったからといって特別心配する必要はないと考えております。
では本題として、本日臨時配信させていただいたのは、ちょうど当事務所がお正月休みに入った1日から大きなTEC異常値が検出されているということがわかりましたので念のために注意喚起をさせていただきたかったためです。
以下のグラフを見てわかるように平均値から大きく上下に乖離してジグザグに推移しているのですが、その最大値を取ると6σを超える大きな異常値が検出されていることになります。
そして本日発生した父島近海での地震がこの異常値に対応する地震であったと評価しておりますが、そうでなかった場合、今後M6.0以上の大きな地震が別の場所で起きる可能性も考えられますので十分注意していただきたいと思います。
※なお、統計データを集めるための予測研究であることはご理解ください。
どのくらい信憑性があるのかというのを判断する基準として通常配信分のマガジンに異常の検出数、対応地震の発生数、的中率を記載しております。