お疲れ様です。
昨日17日に再び震度4を観測する地震が、今度は東北地方で発生しました。
震源は福島県沖で、気象庁の速報値だとM5.3、震源の深さは60kmと発表されております。
震源の位置から推測すると2月13日に発生した福島県沖のM7.3の地震の余震であると考えられます。
おそらく沈み込んだプレート内部、いわゆるスラブ内で発生した地震であり、この地震をきっかけにまた地震活動が活発になるという心配も少ないかと思います。
地表で震度4という揺れを観測すると驚きますし、最近は各地で連日震度4以上の揺れが観測されていて不安になる方もいるかと思いますが、福島県沖に関しては順調に余震活動は収束に向かっていますので特別心配する必要はありません。
また余震の中でも最大規模のものを「最大余震」と呼び、一般的に本震のマグニチュードよりも1程度小さい規模で発生することが知られています。
つまり、今後福島県沖の余震域の中でM6前後の地震が発生してもおかしくはないということも一応理解しておくといいかと思います。