「屋内安全確保」という言葉をご存じでしょうか。
これはつまり避難せず、屋内で安全を確保して待機しておくということで、
台風や豪雨によって河川が氾濫したり、街が冠水してしまっている状態のときに、夜間に避難勧告が出て自宅から避難しようとして流されてしまう人が多くいたため、状況によっては「屋内安全確保」が望ましいと考えられたにつくられた言葉です。
通常は「避難」といえば家から避難所へ移動することでしたが、現在では家の中での避難という意味でこの言葉が使用されています。
例えば、浸水のときに2階の部屋へ移動するだとか、斜面から離れた部屋へ移動するなどです。
夜中に豪雨のなか避難するのは危険が大きいため、状況によっては屋内避難をするのが適切な場合があるのです。